女性の皆さん、生理痛って本当に辛いですよね。
腰痛・腹部痛・頭痛・倦怠感などで辛い思いをした方は少なくありません。
少しでも痛みを和らげられるよう、すぐにできるケアをしてみませんか?
まず始めに、月経の仕組みについて知っていきましょう。
月経前には排卵があり、排卵が行われると赤ちゃんがいつできてもいいように子宮の中で子宮内膜というベッドを作ります。
排卵時に卵巣から排出された卵子は、卵管膨大部で精子の到着を待っていますが、卵子の寿命は1~2日のため、すぐに死んでしまいます。
そうなるとベッド(子宮内膜)が不要となり、排出しなければなりません。
排出するために、子宮内膜を溶かす酵素が働き、次第に剥がれていきます。
その内膜は、プロスタグランジンという物質の作用で子宮が収縮し、子宮の外へ経血として排出されます。
これが皆さんの良く知る月経です。
では上記を踏まえた上でケア法を見ていきましょう。
生理痛で最も要注意とされるのが「冷え」です。
特に足の冷えは ”女性の敵”とも言われています。
足元が冷える事で血流が悪くなり、子宮内膜排出の過程で分泌されたプロスタグランジンも流れにくくなるので骨盤周りで滞った状態になります。
プロスタグランジンは発痛物質でもあるため、腰回りやお腹に痛みが生じさせます。
お洒落も大事ですが、特に寒いこの時期は気をつけてください。
一番冷やして欲しくないポイントは、腰から足の付け根にかけてと足首です。靴下を何枚も履いているのに
冷える!という方は、むしろ締め付けているかもしれません。
ゴムが緩い靴下とレッグウォーマーがお勧めです!
カイロを貼っている方は、恥骨の近くと仙骨周りに貼ると骨盤周りが温まります。
重たい鈍痛の時は腰を回したり、軽いストレッチなどで血流を良くしてあげるといいでしょう。
もちろんお灸をしたり、暖かいお風呂にゆっくり浸かるのもいいですね♪
少しでも痛みを減らすため、今日から温活を始めてみましょう!!